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真っ白でモフモフの超巨大猫ラグドールに会ってきた-猫カフェキャテリアム

マイナビニュース
真っ白でモフモフの超巨大猫ラグドールに会ってきた-猫カフェキャテリアム
小田急線下北沢駅を降りて北口を出ると、下町の風情ある街並みを見ることができる。

その道をぶらぶらと5分ほど歩くと、かわいらしいお尻の猫ちゃんがついた看板が。

猫カフェ「キャテリアム」である。

中に入ると、落ち着いた照明の広々とした空間の中で、思い思いにすごしている猫たちと対面できる。

店内には猫が遊ぶためのおもちゃやタワーがたくさん用意されており、訪れた人が猫と遊ぶためにも使うことができる。

まず視界に入ったのは、鍋の中でくつろぐこの猫ちゃん。

アメリカンショートヘアーの男の子、ベン君だ。

アメリカンショートヘアの原産国はアメリカで、ねずみ捕りのための家猫として飼われることが多かったという。


一般的にはベン君のようなシルバーの毛色が有名であるが、実は三毛や茶トラなど、さまざまな毛色があり、その数なんと100種類にのぼるという。

温厚な性格で、猫飼い初心者向けの猫と言われる。

ベン君は、ジャンプが得意だそうで、運動神経はキャテリアムの猫たちの中でもトップ。

食いしん坊な子で、キッチンへの不法侵入を繰り返しているそうだ。

何やら不機嫌そうにも見えるが、時間は午後の2時。

ちょうど猫たちが眠くなる時間だった。

猫カフェにはアメリカンショートヘアが2匹おり、もう一人の男の子、ゆきち君はウインクをして迎えてくれた。

大の甘えん坊で、猫カフェの職員さんを初め、お客さんたちをもメロメロにする猫ちゃんだという。


キャテリアムには、いわゆる日本猫に当てはまる黒猫が三匹いる。

三匹とも保護された猫ちゃんたちで、見た目がそっくりだ。

日本猫は、ジャパニーズボブテイルと呼ばれるとても短いしっぽや、カギのように折れているしっぽが特徴で、世界的にはかなり珍しいとのこと。

日本にはもともと猫がいなかったが、奈良時代に中国から輸入されたのが始まり。

毛色は白やブチ、三毛などさまざまだ。

ネロちゃんは、とても物静かな女の子で、少し人間くさいところもあるそうだ。

動物ウォッチングが大好き。

グリ君は、とても自由な性格の男の子。


抹茶のラテが大好きだが、猫にはあまり体によくない飲み物なので、グリ君にとられないようにするのが大変だとか。ココちゃんは、グリ君が大好きでいつも一緒にいるそうだ。

本名をココロちゃんといって、かなりの甘えん坊さん。

人にもよく慣れているそうで、どれだけ足がしびれても、かわいいココちゃんが膝に乗っていると我慢せざるをえないそうだ。

ウサギの帽子をかぶったモフモフの猫ちゃんもいた。

チンチラという種類で、毛色はシルバー。

名前は白(しろ)君。

寝起きで眠かったのか、しばらくこの状態で硬直したままボーッと過ごしていた。


同じ種類のゴールデンの毛色の子もいて、名前はぽんち君。

丸いかごにすっぽりとハマって眠っていた。

触ってみると、長毛種ならではのふさふさの毛で、高級じゅうたんのような手触りだった。

チンチラはイギリスが原産国の猫で、豊かな毛が特徴の長毛種。

おっとりしている反面、少々繊細といわれる性格だという。

グリーンの美しい瞳を持ち、白君の瞳もグリーンの色で、光の加減によっては金色に光る部分もあり、とてもきれいだった。

そしてふとレジの方を見ると、そこにも猫がいた。

オシキャットとスコティッシュフォールドのMIX猫、テラちゃんだ。


オシキャットはアメリカ原産の猫で、人懐っこく優しい性格だという。

運動量はかなり多く、たくさん遊んであげる必要があるとのこと。

まだまだ珍しい種類ではあるが、徐々に人気がでてきている猫種。

また、スコティッシュフォールドはスコットランド原産の猫。

有名な耳折れの猫で、落ち着いた性格をしているという。

とてもよく人に懐くので、まるで犬のような猫とも言われる。

テラちゃんの写真を撮っていると、豊かな毛並みの猫ちゃんが起きてきた。

メインクーンの女の子で、名前はアイルーちゃん。


メインクーンはアメリカ原産の猫で、血統猫の中では最も大きく育つ大型種。

オス猫の場合は体重が10キロを超えることもあり、たくましい体に成長するという。

性格は温厚で飼いやすいとのこと。

アイルーちゃんは、少し怖がりなところもあるが、体調を崩した仲間の猫ちゃんにずっと寄り添ってあげるなど、とても優しい女の子だそうだ。

先ほど紹介したアメリカンショートヘアのゆきち君にとても好かれているらしく、仲のよい友達ぶりがとてもうらやましかった。しばらくおもちゃを片手に猫たちの写真を撮っていると、お店の奥にある洗面所から巨大な白い塊がのっそりと歩いてきた。

大型種の猫、ラグドールだ。

ラグドールはアメリカ原産の猫で、「ぬいぐるみ」という意味だそうだ。


穏やかな性格で、あまり鳴かないサイレントキャット。

大型種だが、完全に成長しきるまで4年ほどかかるという。

成猫の体重は10キロを超える場合もあるとのこと。

ライオンのたてがみのような長く豊かな毛が特徴で、瞳はブルー。

キャテリアムには二匹のラグドールの男の子がいる。

少し色味の濃いドリー君と、全身が白っぽいラウル君だ。

ドリー君は猫らしい気まぐれな性格で、しかしだからこそ抱っこした時の感動は言葉にできないほど大きいという。

他の猫ちゃんたちが遊んでいると、途中から一緒に混ざってくるほど遊ぶことが大好き。

女性のお客さんのロングスカートが好きだそうで、キャテリアムを訪れる際はこのファッションがお勧めとのこと。

ラウル君はゴロゴロとよく喉を鳴らす猫で、頭はいいが、少し抜けているおちゃめなところもあるという。

お客さんを癒やしてくれる天然系の男の子だそうだ。

ラウル君のほっぺたはとても肉付きがよく、「触っていいですか?」と聞いて恐る恐る手を伸ばしてみると、まるでつきたてのお餅のような感触。

真正面から見ると、とても威厳のある高貴な顔立ちをしているが、ふいと横を向くと、途端に幼いベビーフェースに。

いろいろな表情を楽しめるかわいらしい猫ちゃんだ。

ころんと寝返りを打つと、ラウル君のピンクの肉球が見えた。

短毛種には見られない豊かな毛が、肉球の裏にもちゃんと生えていて、優しく握手をすると手のひらが少しくすぐったくなる小さな手だった。

しばらくドリー君とラウル君の二人と遊んでいると、遊びつかれたのか二人ともいつのまにか夢の中へ。

「スー、スー」という小さな寝息がとてもかわいらしかった。

猫カフェキャテリアムでは、猫たちをめでながら、おいしいご飯を楽しむこともできる。

中華まんプレート(500円)や、ちまきプレート(600円)、あんかけ焼きそばプレート(750円)などが人気のメニューだ。

そのほか琉球紅茶や黒糖ラテ、キャテリアムオリジナルラテなどの、おいしいドリンクを300円で楽しむことができる。以上ご紹介した猫カフェキャテリアムの情報は下記の通り。

■住所:東京都世田谷区北沢2-26-6モンブランビル2F

■営業時間
火~金:11:00~21:00(最終受付は、20:45)
土日祝:10:00~21:30(最終受付は、21:00)
定休日:月曜日(ただし、祝日の場合は営業、翌火曜日代休)

■基本料金:1時間1,000円(ワンドリンク付き。

アルコールは別料金)
プラス150円でソフトドリンクが飲み放題。

延長15分ごとに250円追加。

入場は5歳以上から。

詳しくは同社ウェブサイトで確認できる。

下北沢にある猫カフェキャテリアム。

個性あふれるかわいい猫ちゃんたちに、会いに行ってみてはいかがだろうか。

【拡大画像を含む完全版はこちら】

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