食のトレンド満載--New Openグルメガイド (13) 次々出てくる「焼きはまわんこ」を楽しむはまぐり専門店
「餅は餅屋」というように、専門家が手掛ける商品はやはりひと味違うもの。
東京・六本木ヒルズにの「桑名〇貝 新三郎」は、ハマグリの卸し業者直営のハマグリ料理専門店。
ここでは、専門店ならではの知識と商品力をいかした極上のハマグリ料理が楽しめる。
同社の経営元であるマルタカ水産は、”桑名の焼きハマグリ”で知られる三重県・桑名の会社。
木曽川の天然の砂と伊勢湾の海底井戸水を使用したハマグリ専用の畜養施設を持ち、肉厚で高品質のハマグリを販売している。
築地市場等でも”マルタカのハマグリ”と名が通っている程のハマグリを使い、同店では様々な料理法で提供している。
まずは商標登録もした名物料理「焼きはまわんこ」(1個160円)。
カウンター内で焼き上げたハマグリがわんこそばのように「打ち留め」の声がかかるまで、3個単位で次々と運ばれてくる。
肉厚でジューシーなハマグリは、焼き立てだとさらに格別。
薬味も7種類揃っていて、ついついお代りを繰り返してしまいそう。
また「元祖はまぐりのしゃぶしゃぶ」(20個2,380円~)は、上品な和風だしにハマグリをさっとくぐらせて食べるというもの。
軽く火を通すことでほどよく身がしまり、旨みが凝縮。