銀行トリビア (10) 銀行の『為替ディーラー』って何をしているの? どんな人ならなれる?
為替相場の先を読みながら瞬時に判断を下すための勘や、過去の相場の状況を覚えていて、似たような状況になったとき為替がどう動くか判断する能力も必要です。
銀行間での外貨取引の単位は100万通貨。
1米ドルが80円とすると8,000万円です。
これを1日に何度も売買するのですから、精神的なプレッシャーも相当大きいもの。
それに負けない精神力や、相場が荒れたときでも適切な判断が下せる冷静さなども求められます。
プロップディーラーは大きな銀行でも数人程度。
本当の専門職といえます。
現在、世界中で1日に取引される外国為替取引額は4兆ドル(約320兆円)にものぼります。
その最前線で毎日戦っているのが、為替ディーラーなのです。
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