2012年7月20日 12:03
奥様はコマガール (55) 出会いたい女と出会いたくない男
たまに知人から「誰か素敵な人がいたら紹介してよ」と男女の恋の仲介役を頼まれることがあるが、その場合、なぜか大半が女性からの頼みだ。
僕ら夫婦の知人・友人には、年ごろ(アラサーから40歳くらいまで)の独身族が男女それぞれ一定数いるのだが、結婚や恋愛に積極的なのはいつも女性のほうで、俗に言う肉食女子の増加を実感したりする。
例えば、ある独身の女友達は現在32歳なのだが、ここ最近は会うたびに「誰か紹介して」「合コン組んで」「贅沢は言わないから出会いが欲しい」と懇願してくる。
彼女曰く20代のころは「ハゲ・デブ・オッサン・貧乏・バツイチ」を男性の5大NG条件に掲げていたらしいのだが、今は「ハゲはしょうがないから、別に気にしない」に変わり、「デブは痩せさせればいい」に変わり、「こっちも30歳を超えたのだから、40代のオッサンでも十分恋愛対象」と思えるようになったという。
経済事情に関しても「無職とか多重債務者とかじゃなければ、ある程度の貧乏はしょうがない」と考え方を改め、バツイチ問題に関しても「養っている子供がいなければ、バツイチでもいい」と寛容になった。
要するに、現在の彼女は独身男性でありさえすれば、ほぼ全方位恋愛外交に近い方針なのだ。