日本の目の定期健診率、先進諸国を含む世界11カ国中最下位 - ボシュロム
ボシュロムは日本を含む世界11カ国(ブラジル、中国、ドイツ、フランス、インド、イタリア、日本、ロシア、スペイン、イギリス、アメリカ)の1万1,000人を対象に、目の健康に関する意識と習慣について調査を実施。
このほど結果を公表した。
まず、目の定期健診について調査。
定期的に目の検診を受けていると回答した日本人は49%と、調査対象国の中で最下位という結果になった。
さらに過去2年間に目の検査を受けた人の割合も、ロシアの53%に次ぐ56%という低さであることが判明した。
日本の眼科の検診率が低いことについて、同社は「日本は眼科のかかりつけ医がいない率が86%と世界的に見ても割合は高い」こと、「目の検診の重要性が理解されていない」こと、「日本人は家計への配慮から目の健康をおろそかにしがち」という3つの点を理由に挙げている。
今回の調査で、日本人は「目の検診の重要性が理解されていない」ことが浮き彫りとなった。
例として目の診察は「最重要項目ではない」と答える率が81%と調査国の中で1位。
「(診察を受ける)時間がない」と回答した率も、ロシアに次いで2番目だった。
さらに「肥満と目の健康の関連性について知らなかった」