夏のボーナス平均額、過去最低の61万円 - 夫の小遣い「0円」が5割
損保ジャパンDIY生命保険は5日、サラリーマン世帯の主婦を対象に実施した「2012年夏のボーナスと家計の実態調査」の結果を発表した。
同調査は、6月8日~13日の期間にインターネット上で行われ、20~50代の主婦500名から有効回答を得た。
それによると、今夏の夫のボーナス平均手取り額は、昨夏より6万5,000円減少した61万1,000円で、2002年の調査開始以来最低を記録。
金額帯で最も多かったのは、「25~50万円未満」の31.0%で、次の「50~75万円未満」の27.0%と合わせると、”25~75万円未満”が6割近くに上った。
以下、「25万円未満」が17.0%、「75~100万円未満」が8.8%、「100~125万円未満」が7.4%と続いた。
昨夏のボーナス額と比較したところ、「昨年と同額」がほぼ半数の46.6%、「増えた」が24.4%、「減った」が24.0%だった。
今回のボーナスの使い道トップは「預貯金」の72.8%で、昨年の68.7%と比べると4.1ポイント増加。
次いで、「生活費の補填」が38.2%、「ローンの支払い」が32.6%となり、”将来の備え”などに使う傾向が多いことが分かった。