夏の海外旅行の予約は好調。8月出発過去最高ペース - エイチ・アイ・エス
エイチ・アイ・エスは2012年の夏休み(7月14日~9月30日)の予約状況から、海外旅行動向についての集計を発表した。
8月は昨年に引き続き、過去最高の出国者数の更新を見込んでいるという。
同調査は7月1日に実施。
7月14日から9月30日にかけて日本を出発する、 H.I.S.の海外ツアーと海外航空券を対象に行った。
2012年の夏休み動向の特徴としては、9月に連休が取りづらいことから、家族旅行を中心に7・8月出発の予約が多いことが挙げられる。
特にグアム、ハワイといった渡航先が前年同日比で2桁増。
「家族で海外旅行」のファミリー専用商品も人気が高く、同社社主催のファミリー予約件数は前年同日比において5割以上の伸びで、夏のレジャー需要をけん引しているという。
全体的に対象期間を通じて昨年を上回り、前年同日比117%で推移。
特に8月出発は過去最高ペースで推移している。
人気渡航先ランキングでは10都市中7都市がアジアで、上位のソウル・バンコク・台北ともに2桁以上の伸び。
土日を利用した1泊2日の旅(ソウル・台北・上海)の商品も需要が高まっており、羽田空港からの出発が浸透してきた結果、海外旅行がより身近に感じられているようだ。