話題のLCC、機内食を徹底比較 - エアアジア・ジャパン編
国内線に本格的LCC3社が出揃って、2012年は日本の空の本格的LCC元年となった。
びっくりするほどの低価格や就航地、運行ダイヤなどが話題になっているが、搭乗客にとって、もうひとつ大切なコトがある。
それは機内食だ。
LCCは移動というサービスを基本とし、その他のサービスはほとんどオプション。
座席を指定したり荷物を預けたりすると別料金。
もちろん機内サービスの飲食物も別料金。
なんだか世知辛いなあ……と思うけれど、こう考えたらどうだろう。
「お金を払えば、誰でも機内食を食べられる」そう。
国内線の場合、他の航空会社では上級クラスや特定の便に乗らないと機内食が提供されない。
しかしLCCは、有料とはいえ、どのシートでも食事サービスがある。
素晴らしい! もしかしたら、価格よりも機内食に魅力を感じる人もいるかもしれない。
運賃が拮抗しているなら、機内食でフライトを選んでみよう。
エアアジアの日本国内線は成田空港を拠点とし、新千歳、福岡、沖縄を結ぶ。
どれも国内線としては長距離路線だ。
そこで機内食も充実の7種類。
朝食向けの軽めのメニューから、食べごたえのあるメニューもある。
このうち5種類は事前予約が必須となっているので注意。
Webサイトで予約手続きする流れのなかで、食事の選択ができる。
朝食向けのメニューは3種類。
「鮭とおかかのおにぎり味噌汁セット」(事前予約700円・機内販売800円)は温かい味噌汁付きがうれしい。
予約と機内販売の両方に対応する。
「スモークサーモンとクリームチーズ、レッドオニオンのベーグル完熟赤のトマトスープセット」(機内販売800円)は特別メニューで、同社のイメージカラーにちなんだ「空飛ぶレッド」シリーズの第一弾。
こちらは機内販売のみとなっている。
「ホットイングリッシュマフィンサンドウィッチコーヒー・紅茶セット」(機内販売800円)は、卵とハムとチーズをはさんだ洋食メニュー。
こちらは事前予約専用だ。
ランチメニューは4種類。すべて予約専用で、旅先の食事も楽しめるようにと「手軽でヘルシー」がテーマ。
「舞茸の炊き込みごはん弁当味噌汁セット」(事前予約1,000円)は、煮物や焼き物などおかずの種類か多くて楽しそう。
「グリルドチキン・マスタードソースソフトドリンクセット」(事前予約860円)はガッツリ系に見えて温野菜がたっぷり。
「フレッシュサラダとコールドパスタサラダソフトドリンクセット」(事前予約 860円)は2種類のハムと生野菜がうれしい。
「お弁当 みかんゼリードリンクセット」(事前予約900円)はキッズメニューとして提供される。
海苔巻きが顔になっていて、ウインナーはタコさんだ!これらのメニューは2カ月ごとに変更していく予定とのこと。
以上の食事メニューの他にも、機内販売としてカップ麺や、菓子パン、お菓子などを販売する。
次回はジェットスター・ジャパンのメニューを紹介する。
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