三木谷氏が英語でスピーチ!楽天、ついに社内公用語の英語化が正式スタート
6月29日、「楽天の社内公用語英語化 正式スタート」に関する記者会見が行われた。
同社では2年間にわたる準備期間を経て、ついに7月1日より、社内公用語の英語化が正式にスタートするという。
今回の会見では、これに踏み切った背景や移行期間の成果などが、同社代表取締役会長兼社長・三木谷浩史氏から英語で報告された。
現在同社では、海外にも子会社を構える。
海外企業買収は13カ国にもおよび、さらに展開させる予定とのこと。
新卒採用の30%以上は外国人で、日本の大学で学んだ外国人はもちろん、海外の大学生や中途採用の外国人も多いという。
同社が急速にグローバル化を進める背景には、日本のGDP比率の低下も一因だと三木谷氏。
2006年には日本のGDP比率は約12%だったが、2050年には3%にまで落ち込むことが予想されているという。
GDP比率が高かった時代は国内サービスのみでもよかったが、今後は世界に目を向ける必要があると語った。
その際、英語は必須であり、ビジネスにおいては英語でコミュニケーションができなければならない。
また、海外の子会社の従業員たちとやりとりをするために通訳を使うのは非効率的であり、日本語だけでは海外の子会社が孤立する可能性もある。