シチズン「カンパノラ」より蒔絵手法で宇宙を表現した限定モデル発表
「塵地螺鈿」とは、平安時代によく用いられた蒔絵(まきえ)の技法。
金属粉をまばらに撒いた下塗り(塵地)に、貝の真珠層をはめ込んだ装飾(螺鈿)を施す。
今回の限定モデルのコンセプトは「宙空の美」。
漆黒の闇に輝く星空をイメージした6時位置の漆塗りのサブダイヤルに貝の真珠層を散りばめ、輝く星空を表現。
また、カンパノラとしては初めて最高品質のオールミラーDLC(カーボン硬質膜コーティング)加工をケースとベゼルに施すことで、高級感のある黒い輝きを引き出した。
さらに、文字板の立体構造やドーム型に形取られたガラスなど、奥行き感と立体感のあるカンパノラの特徴を生かし、宇宙の壮大な景色を全面で表現している。
ケース素材はステンレス、バンド素材は竹班(たけふ)と呼ばれるワニの腹部の革を使用。
ケース径は43.5mm、厚さは14.4mm。
光発電エコ・ドライブ搭載で、フル充電の場合約6カ月間の可動が可能だ。
価格は34万6,500円。
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