食で涼を摂る平安貴族たちの知恵。「日光天然の氷」のかき氷を限定販売
ジェイフードでは、日光で作られた「日光天然の氷四代目徳次郎」のかき氷を、池袋西武をはじめ、そごう神戸店、博多阪急など日本各地の百貨店にて期間限定で販売する。
電気のなかった平安時代、貴族たちは“氷”で涼をとり、暑い夏を乗り切っていた。
清少納言の枕草子に「あてなるもの」(上品なもの、良いもの)の段に、金属製の器に氷を刃物で削った削り氷(けずりひ、文中では「けつりひ」)に、蔓草の一種である甘蔓(あまかづら)をかけたとして「削り氷にあまづら入れて、新しき金鋺(かなまり)に入れたる」と記述されている。
製氷技術の発展や地球温暖化によって、現代では希少価値となり、あまり知られていない「天然氷」。
昭和初期のピーク時には全国に約100軒近くあったといわれる、冬場に採氷された「天然氷」を夏の出荷まで保存しておく「氷室」が、現在では5軒を残すのみとなった。
そのうち3軒が栃木県・日光市内にある。
綿菓子のようなふわふわの氷に、「とちおとめいちご」「ブルーベリー」「ゆず」「紅玉りんご」「阿波和三盆糖蜜」など、こだわりシロップで仕上げた「日光天然の氷四代目徳次郎」のかき氷は、各一杯840円。
販売店舗は、同社ホームページにて確認のこと。
【拡大画像を含む完全版はこちら】