日産、新開発ハイブリッドシステム搭載のミニバン「セレナ」を発表
日産自動車は18日、新開発のスマートシンプルハイブリッド「S-HYBRID」をミニバン「セレナ」に搭載して8月に発売すると発表した。
今回開発されたスマートシンプルハイブリッドは、「セレナ」に搭載したECOモーターの発電能力を高め、サブバッテリーを追加することで減速時のエネルギー回生量を増やすハイブリッドシステム。
すべてのシステムをエンジンルームに収めているため、同車の特長である広い室内空間や使い勝手の良いシートアレンジを維持しながら低燃費を実現している。
また、より多く蓄電された電力を使用することで、アイドリングストップの頻度を高め、ストップしている時間を延長する効果がある。
加速中は、アイドリングストップ後に余った電力でECOモーターを駆動して、エンジンの補助駆動力として利用する。
これにより、セレナの2WD車は自動車取得税と重量税が免税、アイドリングストップシステム搭載の4WD車は75%減税となり、全車がエコカー補助金の対象となる。
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