美しいだし巻き玉子のつくり方
お弁当のおかずにもなる定番メニューだが、きれいにつくるのって意外に難しい。
今回は、人気ブロガーの筋肉料理人さんにおいしく美しいだし巻き玉子のつくり方を聞いてみた。
「だし巻きをきれいにおいしくつくるコツは、正直に言うと数をつくって慣れるのが一番です。
ですが、それでもきれいにつくるいくつかのポイントがあります」(筋肉料理人さん)。
以下のそのポイントを紹介しよう。
フライパンは底の厚いものを選ぶ。
だしの量は慣れないうちは少なめに。
片栗粉を入れると巻きやすい。
砂糖、醤油はコゲの原因になるので少なめに。
プロは強火で焼くが、慣れないうちは中の弱火で。
サラダ油はキッチンペーパーに染み込ませて使う。
火力の調整はフライパンを浮かせて行う。
焼きあがったら巻きすで巻いて形を整える。
「とりわけフライパンは大事です。
テフロン加工のフライパンでも、分厚く、持ってみて重い物を選ぶといいです。
今回、仕上がりの色をきれいにするために卵黄を1個たしました。
これも、きれいにするコツの1つですね」。
材料(2人分)
卵(L玉) 3個 / 卵黄 1個
大根おろし、刻みネギ、一味唐辛子、サラダ油適量
A(だし 60~100ml※ / 薄口醤油 小さじ1/4 / 日本酒 大さじ1 / 塩 小さじ1/2 / 片栗粉 小さじ1)※昆布だしの素、鰹だしの素を水に適宜混ぜたものでOK。
だしの量は、慣れないうちは少なめに。
つくり方Aを混ぜ合わせる。
ボウルに卵、卵黄を入れ、菜箸で切るように軽く混ぜる。
卵黄が潰れた所でAを加え、卵白の固まりが少し残るくらいに混ぜる(混ぜすぎるとふわふわになりにくい)。
小皿にサラダ油を入れ、キッチンペーパーにたっぷりと吸わせて玉子焼き器に塗りつける。
中火渦中の弱火くらいの火にかける。
フライパンが熱くなったら(菜箸に卵液をつけて塗りつけると、サッと固まるくらい)、お玉1杯分の卵液を入れる。
フライパンを傾けて卵液を均等に広げ、半熟になったら、向こう側から手前に巻く。
巻いたらフライパンのあいているスペースにサラダ油を引き、玉子焼きをそこに移して端に寄せる。手前にもサラダ油を引き、卵液お玉1杯を流し入れる。
だし巻きを菜箸で浮かせ、卵液を下に流し込ませる。
だし巻きの下にコンロの火が当たるようにし、半熟になった所で向こうから手前に巻いていく。
これを卵液がなくなるまで繰り返す。
だし巻きが焼けたら巻きすで巻き、輪ゴムでゆるく縛って5分位置いて形を整える。
巻きすを外して切り、皿に盛り付ける。
大根おろし、刻みネギを添えてできあがり。
大根おろしには、お好みで醤油、一味唐辛子をかけていただく。
筋肉料理人
1963年6月生まれ。
佐賀県在住。
自営業のかたわら、居酒屋で料理人としても働く。
2009年からは佐賀県三養基郡みやき町保有の元民間保養施設で食文化コーディネーターとしても活躍。
趣味は料理、バイク、アウトドア、筋トレ、熱帯魚。
子供は中学生と小学生の2人。
日々料理を楽しみ、筋トレ、プチダイエットも継続中。
超人気レシピブログ「魚料理と簡単レシピ」も執筆。
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