2012年7月30日 12:08
東京都国立市谷保天満宮で国産初ガソリン車「タクリー号」レプリカお披露目
8月1日(水)、東京都国立市の谷保天満宮でカーマニアには見逃せない国産初のガソリン車「タクリー号」の実働レプリカがお披露目される。
谷保天満宮と言えば菅原道真公をご祭神とする関東地方では最も古い天満宮であり、湯島天神、亀戸天神と並び関東三大天神と言われる由緒ある天満宮だ。
由緒は延喜三年(西暦903年)、この地に配流されていた菅原道真の子である菅原道武が父の大宰府での薨去(こうきょ)を聞き、思慕の念から道真の像を彫り、鎮座させたのが始まりと言う。
谷保天満宮には重要文化財も多い。
代表的なものに「木造獅子狛犬」(鎌倉時代)、木造扁額、額文「天満宮」(建治元年藤原経朝の筆)がある。
また、源義経他書写の「大般若経」や、水戸光圀公(水戸黄門様)奉納扁額「天満宮」などもあり、それらの社宝は、社務所の2階の展示室で11:00~15:00の間無料で拝観することができる。
歴史のある谷保天満宮は、実は「交通安全祈願発祥の地」でもある。
その由来は明治41年8月1日にさかのぼる。
有栖川宮威仁親王殿下を中心として日本で初めてドライブツーリングが行われた。
当時は「遠乗会」と呼ばれ、ここ谷保天満宮が目的地だった。