外国人から見た日本 (24) 母国で喜んでもらえた日本のお土産
日本にも多くのお土産品がありますが、日本に来た外国人はどんな日本土産を買って帰るのでしょう。
外国人20人に、母国の人が喜んだ日本のお土産について聞いてみました。
・抹茶チョコレートはフランスにはありませんので買いました。
友達に贈ったら、皆喜んでくれました。
甘さはちょうど良くて、抹茶の味しっかりして、チョコレートがすぐなくなりまして、大正解だなと思いました(フランス/男性/20代後半)あの抹茶のほろ苦さを好む外国の方が多いんですね。
・のり。
疲れた時にのりをパリパリ食べると元気になります。
私の国にはのりがありません(スイス/女性/50代前半)のりを見たことがない人はどんな反応をするのか気になります。
おつまみ料理などにも使えて、便利な食材ですよね。
・梅酒。
ドイツでも輸入されて一般のスーパーでも販売されていますが、日本のように「黒糖梅酒」など珍しい種類のものは現地で手に入りにくいので喜ばれました(ドイツ/男性/30代後半)梅酒専門店も多くありますし、梅酒好きな日本人は多いですよね。
ドイツはビールのイメージがあったので、梅酒好きのドイツ人も多いんですね。
・粉のお茶。
日本のお茶はおいしく、和菓子はもちろん、ラオスのお菓子にもとても似合いますので、もらった人はとても喜ぶ(ラオス/女性/20代後半)味覚が日本人と似ているのかも。
和菓子をいただきながら、日本茶をいただくと心がなごみます。
・大福。
日本の大福を買って家族や友人にあげるとき、みんなが喜んでいた。
いつもアニメや日本ドラマで見たものは実際に食べられるなんて、うれしいって言われました(中国/女性/20代後半)テレビの中にしかなかったものが、目の前にあったらうれしいですよね。
・日本の陶磁器と扇子。
毎回母国に帰る時にきれいな陶磁器と扇子を持っていきます。
母国の人の食事に対する好みは全然違うので、いくら高価な日本料理・お菓子を持って行っても、母国の人は喜んでくれない(ウズベキスタン/女性/20代後半)食べ物ではなく、品物というのもありですよね。日本の陶磁器は、産地によって形や模様に特徴があるので選ぶのも面白いかも。
・侍のTシャツ。
侍の映画は有名なので、Tシャツを着ると侍になった気持ちになる(マリ/男性/30代前半)日本らしさ満載で、日本に行ってきたっていうのが一目瞭然(りょうぜん)ですね。
・服を干すための洗濯物干しハンガー。
お母さんに物干しハンガーをあげました。
毎週使っているそうです(イギリス/男性/40代前半)ひとえに、ハンガーといっても、今はいろんな種類のハンガーがあるんですよね。
洋服のサイズにあわせて長さを変えられるハンガーもあるので、外国でも使い勝手がいいのかも。
母国にはないものや、日本らしいものをお土産に選んでいる方が多いようです。
珍しさや意外性があるもののほうが、人は喜ぶのかもしれませんね。
ハンガーは、日本人ならもらっても「え?」と思ってしまいそうですが、国によってはお土産にもなるんですね。
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