外国人から見た日本 (33) 母国に説明が難しい……これって日本特有の言葉?
外国人が日本に来て、苦労することのひとつに言葉があります。
母国にはない言葉が日本では当たり前のように使われていたり、聞いたこともない意味の言葉があったり……。
そこで今回は、外国人に聞いた、「母国の人に説明するときに困った日本語」をご紹介します。
・「よろしくお願いします」というフレーズは「It’s a pleasure to make your acquaintance.(あなたと知り合いになれてうれしいです)」と同じような意味ですが、さまざまな状況で使えるらしいです(アメリカ/男性/30代前半)あなたと会えてうれしいというよりも、物事を頼むときに使うことが多いかもしれません。
でも、「はじめまして、よろしくお願いします」や「次もよろしくお願いします」というように、使うシーンによっても「よろしく」の意味が変わってくるので、英語で「よろしく」を一つの単語で表すのは難しいですね。
・「頑張る」という言葉です。
昔の忍者は自分の姿を見せないために、木にへばりついて敵の様子を見たりして攻撃をした。
その目に見えない忍者の努力が「頑張る」だと日本人に言われたので、私もそのように伝えています(ブラジル/女性/50代前半)