市場は、2014年に3,869億円規模へ拡大 -ペットビジネス市場調査を実施
総合マーケティングの総合プランニングは、ペットの小型化、室内飼育化、長寿命化、肥満化、健康志向の高まりといったペットの飼育環境の変化と社会的な要因により、世界的に巨大なマーケットを形成しているペットビジネス市場について、4月~6月に調査を実施し、7月に調査資料「2012年版 ペットビジネス市場の現状と将来展望」を発行した。
報告書ではペット関連製品(ペットフード、ペットケア用品、ペット生活用品)市場及びペット関連サービス市場における動向分析を行い、さらに、主要企業における国内・国外での動向についても調査・分析している。
ペットビジネス市場においては景気の低迷や震災などによる消費の抑制傾向が続いている反面、コンパニオンアニマル化の進行や健康意識の高まり、ペットの高齢化などにより、ペットのための出費を惜しまない消費者が増加している。
そのため、ビジネスの多様化や製品技術開発の高度化、高付加価値製品の投入などが市場を活性化させ、いかに訴求できるかということが今後の市場拡大の要とされる。
同調査で対象としたペット関連製品市場は、2011年度において3,660億8,000万円の規模を有しており、今後もさまざまなトレンドを取り入れたビジネス展開が市場を活性化していくと考えられ、2014年度には3,869億円に拡大する見通し。