日本人の40歳以上の3人に1人が糖尿病予備軍! 予防するための食事法とは?
インダスは日本人の糖尿病増加の原因および、糖尿病などの生活習慣病を予防するための食事法について調査を行った。
平成18年に厚生労働省が行った実態調査によると、「糖尿病が強く疑われる人」「糖尿病の可能性が否定できない人」合わせて1,870万人、さらに、40歳以上の3人に1人が糖尿病または糖尿病予備軍であるという結果が出た。
糖尿病はすい蔵のインスリンの分泌が少なくなることで引き起こされる病気。
日本人はこのインスリンの分泌能力が、欧米人の4分の1ほどしかないという。
欧米人の糖尿病患者と比較しても、日本人健常者のインスリン分泌能力の方がはるかに低く、半分以下という驚きのデータもある。
また、生まれつきアメリカで育った日系アメリカ人の方が、同じくアメリカで育った白色人種より糖尿病の発症率が高いと言われており、インスリンの分泌能力は遺伝すると考えられている。
また、同社は日本人の糖尿病患者は自動車の普及とともに増えていることから、運動量の低下も原因の一つであると指摘している。
自動車を使う生活で運動量が減少したにも関わらず、それまでと同じ食生活を続けていたためにすい蔵に負担がかかり、糖尿病につながったとしている。