くらし情報『42度のお風呂入浴は紫外線によるシワ予防効果あり!? 再春館製薬などが発見』

42度のお風呂入浴は紫外線によるシワ予防効果あり!? 再春館製薬などが発見

42度のお風呂入浴は紫外線によるシワ予防効果あり!? 再春館製薬などが発見
再春館製薬所が共同で研究を進めている慶応義塾大学・水島徹教授らのチームは、2012年8月7日、マウスの皮膚を温めると紫外線によるシワが防げるという研究結果について発表した。

研究内容は皮膚科学の分野で最も権威のある米国科学雑誌「Journal of InvestigativeDermatology」に掲載されると共に、9月19日からイタリアで開催される、欧州研究皮膚科学会で発表される予定だ。

同研究は同社と慶應義塾大学、熊本大学、名古屋大学の共同研究。

今回の研究では、マウスの皮膚を42度のお湯に5分間つけると、HSP70などのHSPが増えることを発見した。

HSPとは熱ショックタンパク質のことで、細胞が熱などのストレスを受けると細胞の中で作られるタンパク質。

HSPには様々な種類があり、特にHSP70は細胞を保護する作用の最も強いHSPとして注目されている。

同研究グループでは以前から皮膚におけるHSP70の働きを研究し、HSP70が紫外線による皮膚の傷害を抑え、紫外線によるシミを抑える効果があること発見してきた。

実際に研究グループではHSP70を増やす天然物を検索し、ヤバツイやアルニカという植物の成分が安全にHSP70を増やすことを発見。

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