42度のお風呂入浴は紫外線によるシワ予防効果あり!? 再春館製薬などが発見
これらを配合した化粧品を再春館製薬所から発売している。
今回はHSPのシワに関しての研究を実施。
マウスの皮膚を42度のお湯に5分間つけると、HSPが増えることを確認できたため、次に42度のお湯に5分間つけてHSPを増やした後に紫外線を当てるという処理を10週間継続して行った。
シワの形成について調べたところ、37度のお湯に5分間つけたグループのマウスではシワが確認できたが、42度で温熱処理をしてから紫外線を当てたグループではシワがほとんどできなかった。
HSP70を常に生産している遺伝子改変マウスでも同様のシワの抑制が見られたことから、HSP70は紫外線によるシワを防ぐ効果があることが分かった。
また、HSP70はコラーゲンを分解するタンパク質を減らすことを発見。
なおHSPには、コラーゲンの生産を助けるHSP47というタンパク質もあり、温熱によるシワの抑制にはHSP47も働いていると考え、研究を進めている。42度というのはちょっと熱めのお風呂の温度。
同研究グループは人間も紫外線を浴びる前に熱めのお風呂に入ると、マウスと同様にシワを防ぐことができる可能性があり、今後の応用研究が期待されると述べている。
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