アクセス良好、泉質も良し! 静岡伊豆半島、オススメ5つの温泉郷
ラドン含有の弱アルカリ性単純泉という伊豆では異色の泉質を持つ。
江戸時代のけが人湯療の記録が残るように、いわゆる「湯治場」のイメージが強い。
ラドンのお湯はガンに効くという説まである。
リウマチ・神経痛・高血圧症に効能ありとされ、環境省指定の国民保養温泉地にもなっている。
温度は低め。
湯冷めしにくいのも、このお湯の特徴だ。
温泉街とはいえ、熱海のような華やかさはない。
こぢんまりとした旅館数軒からなる小規模な温泉郷である。
周辺は雄大な富士山の眺めが楽しめ、石畳が残る旧東海道や、牧場体験、乳製品、地ビールまで楽しめる「酪農王国オラッチェ」などがある。
■(3)修善寺(しゅぜんじ)温泉
三島から伊豆箱根鉄道で30分。
終点が修善寺である。
伊豆半島で最も古い歴史を持つ、山に囲まれた静かな温泉郷。
鎌倉幕府の2代将軍源頼家が幽閉され暗殺された地としても知られ、歌舞伎「修禅寺物語」はその話を題材にしたものだ。また、皇族を始め、著名人が多く訪れることでも有名。
街の中央を流れる桂川には、弘法大師が独鈷(どっこ)という仏具を突き刺したらその岩からお湯が吹き出したといわれる修善寺のシンボル「独鈷の湯」