6割以上の医師が、眼底鏡検査を行っていないと回答-メドピア
医師コミュニティーサイト「MedPeer」を運営するメドピアは、6月27日から7月3日の期間、「眼底検査での眼底鏡利用」に関する調査を実施した。
有効サンプル数は1,643件。
「眼底検査で眼底鏡を利用していますか?」と質問したところ、回答者全体の66%が「眼底検査を行っていない」と回答。
「見ても判断できない」「眼科に依頼している」といった声が多くあがった。
一方、「眼底検査を行っている」は34%で、そのうちの48%が「症例によって利用することがある」と答えている。
利用する理由としては、「くも膜下出血」、「糖尿病性網膜症」、「乳頭浮腫」、「真菌感染」などをチェックするためで、「最近は最初から眼科の先生にお願いする事が多い」という声もあがった。
また、眼底検査を行っていると答えた中で、「眼底鏡を利用しておらず、利用予定もない」と回答した人は28%。
理由として、「見落としがあるといけないので」、「頭蓋内圧が高そうな患者は、すぐにCTを撮る」、「眼底写真を撮る」というコメントが見られた。
なお、この回答でも「眼科に紹介する」という声が多くあがっている。
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