従来の電力供給システムに不安、約8割が自宅での発電に興味あり
マーケティング会社のCyberCasting&PRは、全国の男女計1,032名に対して「エネルギー意識に関する調査」を実施。
その結果、東日本大震災に端を発した電力供給不安や電気料金の値上げへの心配から、これまでの電力供給システムへの依存に不安を感じ、自宅での発電に興味を持っている層が多いということが明らかになった。
調査期間は6月25日から6月29日および7月16日から7月18日。
「福島原発事故以来、あなたが感じていることにあてはまるものは?」と尋ねたところ、原発事故以来、「環境汚染への不安」を感じている人は71.5%、「人体への影響について不安」を感じている人が69.6%となり、「電気料金の値上げなど経済的な負担への不満」を感じている人は54.4%となった。
また、「原発への依存度が高い現在の電力会社による独占的な電力供給システムに対し、不安を感じますか?」と尋ねたところ、不安を感じる人は70%以上にも及んでいる。
2010年度実績で、原発は日本のエネルギー構成比の約26%を占めている。
政府が提示している「2030年時点のエネルギー政策に関する3つの選択肢」については、約半数が(1)