9月5日開催、栃木県の「中禅寺湖スワンボートレース」は誰でも参加OK!!
1921年(大正10年)に、中禅寺湖の恵みと渡船の安全を祈り、神社浜鳥居の近くに「水神碑」を建立し、日光二荒山神社中宮祠が「水神祭」を挙行。
あわせて、ボートレース・ヨットレースを全国に先駆けて開催した。
これは数年続いたものの、その後途絶え、神事の「水神祭」だけが毎年執り行われてきた。
ところが、2007年(平成19年)に水神祭奉祝行事として湖上レースが復活。
手こぎのボートレースやヨットレースから形を変え、日本初の「スワンボートレース」となってのリスタートだった。
以来、誰でも楽しく参加できるとあって毎年盛況。
昨年は小雨にもかかわらず約200名が参加したほどだ。
「スワンボートレース」に使用されるのは、通常の貸しボートで安全性が高く、誰でも簡単にこげる2、3人乗りのペダル式スワンボート。
レースは全120隻を30隻ずつ4回に分けて行われる。
参加は、カップル、友人、親子、一人、いずれでもOK。
午前11時、係員のサイレンを合図に中禅寺湖サンセットピア(統合西桟橋)から第一陣がスタート。
距離は約300メートル。
湖上に停泊しているのぼりのボートを左回りに折り返して、スターと地点がゴールとなる。
といっても順位付けはせず、到着順にくじを引き、あたり札は二荒山神社中宮祠で賞品と交換。
記録をめざしてもよいし、のんびりと湖上からの眺めを堪能しながらのレースでもよいという、ユニークなレースだ。
賞品には地元ホテルのペア宿泊券、乾燥湯葉、さんしょううどん、ヒメマスの薫製、献穀米30キロなどが用意されている。
また、参加者全員には参加賞がプレゼントされる。
申し込みは当日直接に桟橋で受付。
参加料金はボート借り代としての1,000円のみとなっている。
アクセスは、車の場合、日光宇都宮有料道路清滝ICよりいろは坂を上がり約30分。
電車利用は、JR「東武日光」駅より、東武バス湯元温泉行約50分「二荒山神社前」下車。
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