ベテランFPが”こっそり”教える、知ってトクする保険の話 (4) マイホームを買うときは、生命保険を見直す”絶好のチャンス”ってホント?
一方、家賃分を保障額に組み入れていない保険に入っていた場合は、たとえ見直しをしても保険料は削減できません。
たとえば、世帯主が死亡したら配偶者が実家に戻ったり、働いて収入を得ることを前提に保障額を決めていた場合などです。
また、夫婦ともに、入っている保険が医療保険や個人年金保険だけで、死亡保険に入っていない場合なども同様です。
とはいえ、自分が入っている生命保険に、どんな保障が、いつまでついているのかを正しく把握している人は多くなさそうです。
申し込むときに理解したつもりでも、時間が経つと忘れてしまいがち。
そのうちに、子どもができて家族構成が変わり必要な保障額が変わってしまったりします。
マイホーム購入のような人生の重大な決定をするときや、節目となるライフイベントを迎えるときは、加入している保険の内容を分析し、どんな保障がいつまで続くのかを確認するキッカケにしたいものです。
必要な保障が必要な時期まで過不足なく確保できている状態がベスト。
不足していたら保障を新たに加え、過剰なら削減する。
そうすることでマイホームでの新生活は、いっそう安心できるものになるはずです。
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