ワイナリーを巡る、かぐわしき果実酒探しの旅in甲信越・北陸
みずみずしい果実も好きだけど、そのかぐわしい香りをお酒の中にぎゅっと封じ込めてしまうのはもっと好き。
だって、アルコールに閉じ込められた甘い果実が、喉を滴り落ちていく瞬間がたまんないんだもん!なんてあなたに贈る、果実酒探しの旅in北陸・甲信越、いざスタート!まず向かったのは、信州生まれのりんごをぜいたくに使ったワインや発酵シードルで有名な、「カフェ&ワイナリー たてしなップル」(長野県北佐久郡立科町)。
中部横断自動車道終点から142号(中山道)を立科町方面に直進すると道沿いに見えてくる、大きなりんごのオブジェが目印だ。
入店するや、早くもずらり並んだ数々のみめ麗しいワインボトルに目を奪われる。
甘口・辛口の発酵シードルボトルには、「あらごし果肉いり」なんてそそる表示で、取材も忘れて気もそぞろ。
ああもう、ともかくその味をわが舌で確かめたい!指をくわえて眺めていると、お店のおねえさんが「どうぞ」と試飲用りんごジュースを差し出してくれた。
たてしなップルでは、千秋(せんしゅう)りんごを使用した100%果汁ジュース、ふじりんご使用の100%果汁ジュースの2種類を用意している。
りんごを代表する品種の「ふじ」