2012年8月9日 12:17
お盆期間はトラブルが増加傾向、JAFが事前の車両チェックを呼びかけ
お盆の帰省ラッシュを前に、JAFは事前の車両チェックを呼びかけている。
お盆期間中は救援依頼が急増するが、事前に車両をチェックすれば回避できるトラブルが多いためだ。
JAFの発表によると、昨年のお盆期間中(8月12~16日)に高速道路でJAFが実施したロードサービス救援は全国で3,563件。
1日平均では712.6件となり、これは平常時の2倍強となっている。
トラブルの内容ではパンクが最も多く1,055件、ついで燃料切れの372件、バッテリー上がりの261件と続く。
パンクは突発的なトラブルと思われがちだが、高速道路でのパンクは空気圧の不足が原因であるケースが多く、事前に空気圧をチェックすれば回避できる。
空気圧の低下は燃費の悪化も招くので、その意味でもチェックは重要だ。
バッテリーについては渋滞中に電装品の使いすぎに注意することも大切だが、事前にディーラーなどで専用のテスターを使ってバッテリーの状態をチェックしてもらい、必要なら交換しておくことでトラブルを防げる。
なお、高速道路でのトラブルの際は、ガードレールの外など安全な場所に退避してから救援依頼をするように、JAFでは呼びかけている。