2012年8月22日 20:19
ネットと実店舗を結ぶ”O2Oビジネス”、ヤフーとクレディセゾンが池袋で実験
ヤフー(以下Yahoo! JAPAN)とクレディセゾンは17日、池袋エリアの消費拡大を目的として、クレディセゾンが主催・展開する地域活性キャンペーン「池袋フェスタ」と連動し、インターネットとリアル店舗を結ぶ”O2O(オンライン・トゥ・オフライン)ビジネス”の可能性を検証する実証実験を9月30日まで実施すると発表した。
同実証実験は、インターネットで得た情報から実店舗への送客と、実際に決済に至るまでの導線を確認・検証するもの。
まず、従来のリアルでの送客キャンペーンに、ジオサービス「Yahoo!ロコ」の送客力および「Yahoo!ポイント」を活用した施策を加え、キャンペーン参加の18店舗への誘導を強化する。
店舗までの誘導には「Yahoo!ロコ」と大日本印刷が提供する「スマートポスター」を活用。
ヤフーが「Yahoo!ロコ」の利用履歴(キープ)などをもとに、インターネットの情報(オンライン)の閲覧状況を検証し、クレディセゾンがYahoo! JAPAN IDと連携しているセゾンカード・UCカードの決済履歴をもとに、実際の店舗(オフライン)への送客の状況を検証する。
両者の検証の結果から、インターネットの情報の閲覧により、どの程度実店舗に送客し、決済に至ったかを確認する。