くらし情報『広島県尾道市で千個もの灯籠流しで先祖の供養』

2012年8月13日 22:36

広島県尾道市で千個もの灯籠流しで先祖の供養

広島県尾道市で千個もの灯籠流しで先祖の供養
瀬戸田水道での灯籠流しが26日、18時~21時に行われる。

瀬戸田水道は瀬戸内海の生口島と高根島を隔てる水道だ。

灯籠流しは地蔵院の夏祭りとして行われる。

水道の両側の堤防にも灯籠が飾られ、その間をロウソクがともされた千個もの灯籠が引き潮に合わせて流される。

灯籠を流した後には、多くのちょうちんがつるされた2隻の「精霊船」が海上で燃やされ、祭りの最後を飾る。

地蔵院は因島にあり、江戸時代の碁聖として知られる本因坊秀策の墓がある。

本因坊秀策は6歳の時には既に近隣にかなう相手がおらず、7歳で三原城主、浅野甲斐守忠敬と対局したと言われる天才的な囲碁棋士で、今でも地蔵院には囲碁ファンがお参りに来るほどだ。

尾道は瀬戸内海に面し、古くから海運の町として栄えた歴史のある港町だ。


聖徳太子の開基と伝えられている後白河法皇の勅願寺、「浄土寺」には、平安時代の文化財が多く残されており、阿弥陀(あみだ)如来坐像(県重要文化財)、大日如来坐像などがある。

また、白河法皇の勅願寺であった「西國寺」は町を見下ろすビューポイントでもある。

西國寺の金堂・三重搭は国重要文化財に指定され、仁王門の2mもの大わらじは見ごたえがある。

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