これは太い!愛知の名古屋名物「きしめん」の極太麺をすすってきた!
古参の名古屋名物でありながら、昨今の「名古屋めし」ブームに完全に乗り遅れた感のある食べ物。
それが、きしめんだ。
きしめんはそもそも、何故に名古屋名物なのかも判然としない。
ルーツも諸説あるが、どれも決め手に欠ける。
第一、うどんに比べて、ナゴヤ人自体そんなに好んできしめんを食べている訳ではないことは、多少でも名古屋に住んだことのある人なら、実感として分かるだろう。
では、きしめんには魅力がないのか?そんなことはない。
あの平麺ならではのツルツルっと口に入ってゆく喉越しは、きしめん以外では味わえない食感だ。
パスタのフェットチーネも、山梨名物のほうとうも、姿形こそきしめんに似ているが、この醍醐味(だいごみ)は到底味わえない。
新幹線のホームで食べるきしめんがうまいのは、待ち時間の間にツルツルっと食べるシチュエーションも影響しているのだろう。
以前、とあるうどん店で聞いた話だが、きしめんの麺の幅広さには「時代の流行」があるという。
理由は定かではないが、恐らくほかの麺類の流行がきしめんにも影響しているのだろう。
となると、二郎系ラーメンや油そばの太麺がはやっている今の時代なら、「極太」