一人暮らしでお金を貯める方法
意識をしていないとお金がどんどん出ていってしまいます。
そうならないためにも確実に貯められるコツを3つお伝えします。
●1、貯金用口座を作る
「普通預金」にあると全部使ってしまうという人がほとんどです。
そのため、できれば貯金用の口座を作りましょう。
「定期預金」、もしくは「貯蓄預金」口座などを利用して先に貯金する分をどけておくのがコツです。
学生時代は収入が少ないために月3,000円など無理のない金額からでよいですし、必要になれば使ってもOKです。
貯金があることで生活にゆとりが生まれます。
普通預金は家賃、水道・光熱費(電気、ガス、水道代)、通信費(電話代、プロバイダ料金)などの引き落とし用に利用しましょう。
水道・光熱費は銀行引き落としだと口座振替割引を受けることができます。
1ヶ月に使う現金は月1~2回、定額をまとめて引き出すのが理想的です。
財布にお金が入っていると使ってしまうという人は1週間分の現金をまとめて引き出すでも構いません。
要は決まったタイミングで定額を引き出し、お金を使うリズムを作りたいということです。
●2、家計簿で現状を把握する
次にお金を使ったら、家計簿で記録をつけましょう。
1ヶ月にどれだけあれば生活できるのかを知ることができるからです。
続けるコツは楽をしてつけることです。
家賃、水道・光熱費、通信費など銀行引き落としの分は通帳の数字を使えばOKです。
交通費は交通系電子マネーにチャージした時に記録すれば大丈夫です。
現金で利用する、「食費・外食費」「生活用品」「交際費」などは家計簿に都度入力していきましょう。
1ヶ月の支出は項目ごとに千円単位で把握できれば大丈夫ですので、1円単位まで正確に記入する必要はありません。
計算が合わなくなったら「使途不明金」にしておいても大丈夫です。
とにかく完璧になり過ぎずに、まずは1ヶ月続けてみてください。
家計簿は紙でもアプリでも続けやすいもので結構です。
アプリなら買ったその場で記録することができますよ。
●3、ビギナーの間はクレジットカードを使わない
大学生になるとクレジットカードを作る人も多いかもしれません。
海外旅行の際にはカードが便利ですが慣れないうちだと使い過ぎてしまいます。
また、後払いのカードでの支出があると家計簿を継続したり、貯金をするのが困難になります。
カードを日常的に使うのは家計簿をつけて貯金が十分にできてからにしましょう。
●まとめ貯金は意思だけではなかなかできません。
口座を分けるなど仕組みを作ったり、家計簿に支出を記録するなどして確実に貯めていきましょう。
(花輪陽子)【拡大画像を含む完全版はこちら】