日本グルメの傑作のひとつ、赤飯。
モッチリ感たっぷりのもち米、歯ごたえある小豆、そしてごま塩の3者が奏でる繊細な味わいが特徴だ。
そんな赤飯関して、「北海道の赤飯にはさらに『甘み』が加わっている」というウワサが全国民を驚かせている。
果たしてその真相はいかに。
いきなりだが、結論から述べさせていただきたい。
北海道にはシッカリと甘い赤飯が存在している。
スーパーやコンビニの弁当、惣菜コーナーには赤飯が陳列されているが、ノーマルタイプと甘いタイプの割合を見るとおおむね半々、場所によっては甘い赤飯の割合が高い店が普通にある。
赤飯のおにぎりも同様だ。
店によってはノーマルタイプの赤飯で握ったおにぎりは置いていないところもある。
道外の皆さまにとっては驚きかもしれない。
では、どうやって赤飯に甘みをつけているかというと、「甘納豆」が使われているのである。
北海道流甘い赤飯は、小豆より粒の大きな甘納豆が入っているのでひと目で分かる。
レシピは色々あるようだが、オーソドックスなものは一般的な赤飯より簡単にできるらしい。
もち米とお米を半々ぐらいの割合にし、食紅を混ぜて炊きあげる。