瀬戸内海に浮かぶ無人島に上陸してレジャーを楽しむ方法を知りたい!
日本最大の内海である瀬戸内海には、外周が0.1km以上の島は727あると言われている(昭和61年海上保安庁調べ)。
最も多い広島県の142(海図に●●島と表記されているものは153)を筆頭に、愛媛県133(同136)、山口県127(同105)と続く。
これらの中には人が住んでいる島も人が住んでいない島も含まれている。
しかし、基本的に日本の無人島は全て所有者が存在するため、無断で上陸することは許されていない。
もし勝手に上陸すると逮捕されるのはもちろん、想像を超える額の罰金を支払う結果になるので注意が必要だ。
そうは言っても、私有地の島の中にはキャンプ場や海水浴場として利用できる島もある。
現在、公の許可さえあれば入島できる島として、次のようなものが挙げられる。
「津波島(つばしま)」
愛媛県越智郡上島町に属する周囲約5kmの無人島。
県の自然海浜保全地区に指定された海岸があり、かつてはレジャー施設として開発されていた。
そのため、キャンプ場や海水浴場をはじめ、テニスコート、多目的広場、レストハウスなどの施設が設けられており、夏にはキャンプや海水浴が楽しめる。
ただし、定期航路はないので、訪れたい場合は船をチャーターする必要がある。