ショップや企業の実態を調査レポート。あなたも「覆面調査士」になろう!
一般社団法人 覆面調査士認定機構はこのほど、”覆面調査士養成講座”を開講し、日本初の資格認定を行う。
近年特に企業の間で注目を集めている「覆面調査」。
客観的な視点から企業の営業活動を観察し、消費者目線の声を経営者に届けるという、経営者が欲する情報を洗い出すために効果的な手法だ。
2011年の調査では、月間6万店舗以上が覆面調査を導入しているとされる。
2006年の調査では月間3万5,000店舗程度だったので、5年間で約171%伸びていることが分かる。
その背景としては「企業倫理」「コンプライアンス」「危機管理」への注目があげられるという。
企業で何らかの事件が起こると、社会的に負のイメージを与え、経営上の大打撃となる。
特に最近は、口コミや内部告発によって窮地に追い込まれる企業も珍しくない。
このような背景に対し、コンプライアンスや消費者保護の見地から調査を行い、一定の評価基準に基づいた正確な「消費者の声」を届けることができる専門家が覆面調査士だ。
「覆面調査士養成講座」は、2カ月程度で修了する在宅講座。
受講資格は特になく、教本や資料集、DVD、問題集で自習を行う。