北海道・帯広の家庭から自炊カレーを消した、恐るべきインデアン一族
日本人の食欲と幸福感を刺激する言葉「今夜はカレーよ」。
一般的な国民はこの言葉を聞くと、お母さんが作るカレーを想像する。
しかし、帯広の家庭でこの言葉が出た日は、とあるカレー店に出掛けるのが常識となっているのだ。
その店の名は「カレーショップインデアン」…。
「カレーショップインデアン」は帯広市内および近郊に10店、釧路に2店の合計12店舗展開している。
限定した地域でチェーン展開しているため、北海道全域で見ると「知る人ぞ知る」といった雰囲気だ。
しかし、帯広のある十勝全域では絶大過ぎる人気を誇っている。
しかしなぜそんなに人気があるのか。
その秘密を探るべく、まずは「カレーショップインデアン芽室店」の駐車場で、どのような客がやってくるのかを観察してみた。
第1陣のピークである昼ごろになると、学生からサラリーマン、家族連れ、高齢者までが、来るわ来るわの大賑(にぎ)わい。
帯広の人口構成通りのあらゆる層の人がやって来た。
テークアウトしていく人も多い。
もっとも、この人の入りも人気店であれば珍しくないかもしれない。
しかし衝撃を受けたのは、第2陣のピークである夕方だ。