英語上達のコツは、最初の一歩を踏み出す勇気 - アルティメット日本代表・森友紀さん
フライングディスク(通称フリスビー)を投げ、パスをつないで相手陣地のエンドゾーンを目指すフィールドスポーツ、アルティメット。
日本は世界トップクラスの実力をもち、今年7月に行われた世界選手権では、ウィメン部門日本代表がアメリカを下して、20年ぶり2度目の世界一に輝きました。
アルティメットは審判をおかないスポーツであり、試合中に行うジャッジについては選手同士が英語で行うという規則があります。
今回は、そのアルティメットウィメン部門日本代表監督兼選手の森友紀選手に英語の学習方法について話を伺いました。
――競技をする上で、英語はどんな役割を果たしますか?アルティメットの選手にとって、英語は必須です。
アルティメットは審判を置かず、どちらがラインを越えたか、ファウルをしたかなど、選手同士がセルフジャッジを行うというルールを採用していて、公用語として英語が使われます。
でも、残念なことに、アルティメット競技において、一番英語が話せないのが日本人かもしれません。
英語力がないと、相手の言っていることが理解できませんし、自分も言いたいことも伝えられません。
英語が話せないと戦術的不利になるだけでなく、フラストレーションもたまるんですよね。