高速トリビア (18) 「SA・PA」の混雑状況が”リアルタイム”で分かるのはなぜ?
夏休みやゴールデンウイークといった行楽シーズンや週末の高速道路では、各地で大きな渋滞が予想され、サービスエリアやパーキングエリアなどの休憩施設においても、混雑が予想されます。
そうした混雑を少しでも緩和するために、高速道路上には混雑状況をお知らせする「休憩施設混雑情報板」を設置しています。
この情報板では、これから向かおうとしている休憩施設の駐車場の現在状況(空有・混雑・満車)について、高速道路を走行中に入手することができます。
実はこの混雑情報板に「満」と表示されている場合でも、全ての駐車マスが埋まっているわけではありません。
それぞれの表示は、スムーズに駐車できるかどうかという考えで表示しているので、駐車できるスペースが少しあっても「満」という表示をしています。
休憩施設の敷地内にはカメラが設置されており、混雑状況を監視しています。
混雑状況は、カメラで撮影した画像をコンピューターで処理して読み取ります。
読み取った情報は、高速道路本線に設置した「休憩施設混雑情報板」を通じてドライバーに知らせています。
下の写真は駐車場の「満」「空」を把握するカメラの画像です。
赤色の部分は駐車、緑色の部分は空車を示しています。