2012年9月17日 10:11
高速トリビア (21) 日本一大きな標識は、3人家族がのびのび暮らせるほどの大きさ!?
日本の道路標識は本標識と補助標識があり、本標識は案内標識・警戒標識・規制標識・指示標識の4つに区分されています。
高速道路の標識はこのうち案内標識にあたります。
緑地に白字で記載された標識は、夕日の逆光によって標識の視認性低下を防ぐために、文字と図柄部に太陽光を透過させる逆光対策標識を採用しています。
あまりに存在が風景に馴染みすぎていて「大きさ」を意識したことのある人は少ないでしょう。
高速道路上から標識を見る場合には、離隔距離という、安全上道路から離さなければいけない距離を取っていますから、それほど大きいと実感できないかもしれません。
しかし、視野が狭くなる走行中でも遠くから標識や文字が見えやすいように、驚くほどのサイズで作られているのです。
実際にはどのくらいの大きさなのか見ていきましょう。
NEXCO東日本管区で一番大きな標識は、東関東自動車道(上り線)、19.02KP(千葉北IC~四街道IC間)に設置されている宮野木JCTの標識です。
この標識は先の首都高速や京葉道路への分岐を案内するもので、平成元年3月から設置されています。
寸法は縦6.5m×横11m=面積71.5㎡です。