2012年9月14日 12:24
子どもが夢中で学ぶ! 年齢別で見る積木の遊び方 (4) 積木をつなぎ、汽車やクルマでレール遊び - 2歳半からの積木の世界
2歳半からの積木遊びは、大きなビルや街などという構造的・構成的なものができるようにもなっていく。
そして、ジョイント棒を使って形と形をくっつけて遊ぶことも自在にできるようになる。
最終回となる今回は、ジョイント棒を使ってできる積木遊びを「童具館」の和久洋三館長に聞いた。
「童具館」が提案するジョイントできる積木は2種類。
ひとつは細いジョイント棒でパーツをつないで遊ぶ「くむくむ」。
もうひとつは専用ドライバーとネジを使ってレールなどが作れる「クムンダ」だ。
開発当初は4,5歳用にと考えていたようだが、子どもによっては2歳でも器用に使いこなすこともあるという。
とはいえ、子どもにとってネジを回して積木をつなぐことは簡単ではない。
はじめは親が形を作ってあげ、遊び方の一例を示すといいと和久館長。
特に男の子の場合、クルマや汽車を走らせるレール遊びに興味を持つことが多い。
そんな遊びに「クムンダ」はぴったりだ。
カーブレールを一方向に接続してサークル状の道路を作り、円柱を立てて高架にする。
すると、子どもひとりが入れる環状線ができあがる。
また、カーブレールを波形に長く接続し、円柱を支柱にするとジェットコースターを作ることができる。