近鉄の新型観光特急「しまかぜ」3/21デビュー! 大阪&名古屋から伊勢志摩へ
同列車は、近鉄にとって最重要観光拠点である伊勢志摩地域の活性化を担う”切り札”として、6両編成2編成が製造される。
「しまかぜ」の名称は志摩に吹く風のさわやかさをイメージして命名され、これにちなんだロゴマークも制作。
颯爽(さっそう)として上質さも兼ね備えた同列車で、「伊勢志摩地域へ新しい風を呼び込みたい」(近鉄)としている。
1・6号車は大きなガラスで見晴らしの良い展望車両。
中央の2両はグループ席車両とカフェ車両で、寝台車以外で日本最大の広さという和風個室・洋風個室と、グループ旅行に適したサロン席をグループ席車両に設置する。
カフェ車両は近鉄伝統の2階建て構造に。
車内の座席はすべて3列配置で、シートピッチも125cmと、従来の特急より格段に広い。
シートには本革を使用し、電動レッグレストも装備。
鉄道車両では初めて、シート背もたれにエアクッションを設置した。
パソコンの使用や携帯電話の充電に役立つコンセントも備える。
エントランスも天然の御影石を敷き詰めた特徴的なものに。
車内では専属アテンダント(接客係)が4名乗車し、軽食や飲料の販売、記念乗車証の配布などきめ細やかなサービスを行う。
沿線の名産品を用いた軽食や弁当、沿線の地ビール、ワイン、日本酒、ジュース、地元でしか味わえないオリジナルスイーツも販売するとのこと。
「しまかぜ」は来年3月21日のデビュー以降、大阪難波~賢島間および近鉄名古屋~賢島間で、水曜日を除く毎日1往復運行。
ただし春休みや夏休み、ゴールデンウィーク、年末年始などに関しては、水曜日も運行する日があるとのこと。
大阪からの列車の停車駅は大阪難波駅、大阪上本町駅、鶴橋駅、大和八木駅、伊勢市駅、宇治山田駅、鳥羽駅、鵜方駅、賢島駅。
平日は10時40分頃、土休日は10時20分頃に大阪難波駅を発車し、約2時間30分かけて賢島駅に着く。
賢島駅発の列車は平日・土休日とも16時頃に発車する。
名古屋からの列車は近鉄名古屋駅、近鉄四日市駅、伊勢市駅、宇治山田駅、鳥羽駅、鵜方駅、賢島駅に停車。平日・土休日とも近鉄名古屋駅発10時20分頃、賢島駅発15時40分頃、所要時間は約2時間10分を予定している。
乗車の際は運賃と特急料金に加え、特別車両料金も必要に。
乗車キロ80kmまでで700円、81~140kmで800円、141~180kmで1,000円、181km以上で1,100円となっている。
「しまかぜ」で全区間乗り通した場合の合計金額(運賃・特急料金・特別車両料金)は、大阪難波~賢島間(営業キロ176.9km)4,810円、近鉄名古屋~賢島間(同144.8km)4,480円。
和風個室・洋風個室を利用する場合は別途、1室1,000円の個室料金が必要となる。
なお、近鉄では新型観光特急「しまかぜ」の魅力を伝えるべく、現在、同列車の座席展示を実施している。
10月4日まで大阪上本町駅の地上コンコースに展示しており、着席体験も可能。
伊勢神宮式年遷宮の紹介パネルもあわせて展示されている。
10月6~7日に東京・明治公園で開催される「鉄道フェスティバル」でも、「しまかぜ」の座席展示が行われる。
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