40~60代に「若者応援意識」高まる。博報堂、新しい大人世代の社会意識調査
博報堂 エルダーナレッジ開発新しい大人文化研究所は、全国の40~60代の男女3,708名を対象に社会意識についての調査を実施。
このほど、その調査内容の分析結果を発表した。
同研究所は人生を前向きにとらえ、若々しくありたいとする新たな40~60代を総称して「新しい大人世代」と名づけ調査を行っている。
このほど発表した分析結果は、2011年9月9日~10月3日にかけて行われたもの。
首都圏および全国の中小都市(※)に住む40~60代の男女(男性1,854名、女性1,854名)が対象となった。
まず、新しい大人世代に対し、「若者世代との交流・協力」に関する意識を質問。
すると、「お互いの良さを認め合いながら交流・協力し、新しい文化・潮流を作る時代になる」という内容に7割が共感。
そして、「若者世代を応援することで、若者世代からも新しい文化・潮流が生まれる時代になる」という内容に6割が共感すると回答した。
男女の比較で見ると、より女性の方がこの傾向が強く、年代別で見ると、上の年代になるほど傾向が強いことが分かった。
また、新しい大人世代に地域についての意識を尋ねたところ、「地域の伝統を大切にすること」