くらし情報『静岡県熱海市で優れた歌人源実朝をしのぶ、第61回仲秋の名月伊豆山歌会開催』

2012年9月6日 12:26

静岡県熱海市で優れた歌人源実朝をしのぶ、第61回仲秋の名月伊豆山歌会開催

静岡県熱海市で優れた歌人源実朝をしのぶ、第61回仲秋の名月伊豆山歌会開催
鎌倉幕府の第3代将軍、源実朝を偲び、仲秋の名月をめでながら「伊豆山歌会」が開催される。

日時は9月30日(日)12:00~20:00まで。

開催場所は熱海「起雲閣」および「伊豆山神社」だ。

「箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波の寄る見ゆ」源実朝が二所詣で伊豆山神社に向かう途中で詠んだ歌だと言われている。

二所詣とは、源実朝の父で鎌倉幕府を開いた源頼朝が始めた伊豆山神社、箱根山、三嶋神社に詣でる恒例行事だ。

源実朝は鎌倉幕府3代将軍であるとともに、優れた歌人である事でも知られる。

勅撰和歌集や小倉百人一首にも選ばれているほどだ。

さらに実朝の歌集、「金槐和歌集」は現代に伝えられ、読み継がれている。


しかし、将軍としての一生ははかなく、わずか28歳で暗殺された悲運の将軍だ。

「伊豆山歌会」が開催される伊豆山神社は実朝の父、源頼朝に深い関わりがある。

頼朝は平治の乱に敗れ、伊豆に流罪となった。

そして地元の豪族の娘、北条政子との逢瀬をこの地で重ねたと言われており、現在でも縁結びにもご利益があると言われている。

今回で61回目となる「伊豆山歌会」では、熱海「起雲閣」

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