2012年9月18日 18:24
シニア世代、今の暮らしに7割が満足。でも金銭的な備えに不満を持つ人は3割
ソニー生命は8月28日・29日の2日間、日本全国に住む60歳から79歳までの男女300人を対象に、人生設計に関する意識調査を実施した。
はじめに、「総合的に現在の暮らしに満足しているか」と尋ねたところ、「非常に満足」(2.7%)、「まあ満足」(70.3%)を合わせた73.0%が「満足」と回答した。
全体の7割が今のシニアライフに満足しているようだ。
主なライフシーンに分けて満足度を質問。
すると、「健康的な生活ができている」(74.4%)、「夫婦、家族関係が充実している」(77.3%)、「友人などの人とのつながり」(78.0%)、「趣味があり、時間を有意義に使っている」(75.7%)には、7割以上が満足と回答。
しかし、「預貯金などの金銭的な備え」(36.0%)は満足度が低いことが分かった。
シニアライフを迎える準備として実行したことを尋ねた。
すると、「住宅ローンの完済など、住居の確保」(76.7%)、「夫婦、友人関係など人間関係を大切にする」(73.3%)、「趣味をつくる」(73.0%)、「ケガや病気、介護に備えて保険に加入する」(69.3%)だった。
その準備は約半数が40~50代からはじめたと回答している。