”尊厳死法案の是非”に関して、77%の医師が「基本的に法案に賛成」と回答
医師コミュニティーサイト「MedPeer」を運営するメドピアは、「尊厳死法案の是非」に関する調査を実施。
調査期間は7月27日~8月2日、2,736件の回答を得た。
「尊厳死法案についてどのようにお考えでしょうか?」という質問をしたところ、「尊厳死法案に賛成だが、条件を検討してほしい」という回答が41%となった。
トラブルや訴訟になるのを恐れるコメントが多く、「条件を明確にすべき」、「条件には柔軟性をもたせてほしい」、「条件は定期的に見直しが必要」などの意見がある。
また、「尊厳死を選択しない人の権利も、十分に保証するものであってほしい」という声もあった。
「尊厳死法案に賛成」は36%。
「無意味な延命はするべきではない」、「施行して問題があれば順次改訂してゆけばよい」、「限られた医療費という意味では、賛成せざるを得ない」といったコメントがみられる。
一方、「尊厳死法案に反対」はわずか2%で、「法律で決めることではない」、「現場の裁量に任せるべき」、「すでに臨床の場で問題なく実践されてきている」といったコメントがみられた。
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