くらし情報『銀行の「高額報酬」平均、従業員は”三井住友銀行”が9200万円で最高額』

2012年9月21日 12:21

銀行の「高額報酬」平均、従業員は”三井住友銀行”が9200万円で最高額

銀行の「高額報酬」平均、従業員は”三井住友銀行”が9200万円で最高額
東京商工リサーチは20日、銀行・信用金庫などの2012年3月期「高額報酬」調査結果を発表した。

それによると、高額報酬を開示した銀行と証券では従業員の平均報酬額が役員の約2倍に上るほか、証券では従業員の平均報酬額が1億円を超えるなど、金融機関の規模と業態で大きな差があることが明らかになった。

今年3月、銀行法施行規則等の一部を改正する内閣府令が改正され、金融機関は2012年3月期より、役員および高額報酬を得た従業員の人数や報酬総額の開示を義務付けられることとなった。

今回初めて開示された高額報酬者の総数は、役員4,339人、従業員659人。

役員4,339人の報酬総額は842億2,700万円、従業員659人の報酬総額は575億6,000万円だった。

2012年3月期の高額報酬者を開示した銀行は133行。

なお、多くの銀行は高額報酬額の基準額を「対象役員の平均報酬額」以上と設定しており、三菱東京UFJ銀行では5,000万円、三井住友銀行は6,000万円、みずほ銀行・みずほコーポレート銀行は4,500万円、新生銀行は4,000万円と、ばらつきがある。

銀行の高額報酬者の内訳は、役員1,633人(構成比90.6%)

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