JAL、新シート発表 - 再上場は「通過点でしかない」
日本航空(以下、JAL)が13日、国際線の新しいサービスを発表した。
主に長距離路線に使われているボーイング777-300ER型機の全クラスをリニューアルし、「SKY SUITE777(スカイスイート777)」と名付けられた居住性と機能性が大幅に進化したまったく新しい座席を設置する。
全座席にシート名が冠され、まずファーストクラスは「JALスイート」。
世界最大級のベッドサイズを有する同座席を木目調の上品なデザインに一新し、テレビモニターは19インチから23インチに拡大された。
ビジネスクラス「スカイスイート」は水平型完全フルフラットシートとなり、「個室に近いプライバシー感を備えたファーストクラス並みの居住性」(同社)を実現。
全席で通路へのアクセスが可能、テレビモニターはファーストクラスと同じ23インチと業界最大級。
液晶タッチパネル式のエンターテインメントコントローラーを導入し、通路側席には小物の収納に便利なサイドテーブルが、窓側と中央席にはモニター下のテーブルとオーバーヘッドシェルフが設置されるなど収納スペースにも余裕が出ている。
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