鳥取県倉吉市の歴史的町並みを仄かに照らす「山陰KAMIあかり」開催
鳥取県倉吉市で地元産業の因州和紙を使用したあかりイベント、「山陰KAMIあかり」が開催される。
日時は11月10日(土)18:00~21:00まで。
場所は「山陰の小京都」と言われる倉吉市内の赤瓦・白壁土蔵群一帯。
「山陰KAMIあかり」は地域の伝統的産業である「因州和紙」を「あかり」の活用により引き立たせようというもの。
さらに、イベントやワークショップを通じて地元住民の意識を醸成し、「白壁土蔵群」など、町並みの保全につなげる狙いもある。
打吹玉川(うつぶきたまがわ)沿いに立ち並ぶ「白壁土蔵群」は江戸時代末期から昭和前期に至るまでの伝統的な町並みで、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定され、「美しい日本の歴史的風土100選」や、「かおり風景100選」にも選ばれている。
「白壁土蔵群」の特徴は、赤い石州瓦を葺いた屋根に、白い漆喰壁、黒の焼き杉板をほどこした美しいコントラスト。
打吹玉川にかかる石橋が落ち着いた雰囲気をかもしだす。
「山陰KAMIあかり」はそのような古風で風情のある街を舞台に行われる。
イベント内容は、因州和紙を使用したあかりの作品を全国公募し、その作品を町並みの中で展示、審査する「あかりアートコンテスト」。