離婚経験のある「バツあり男子」や「バツあり女子」。
近頃、恋愛市場において彼ら彼女らの存在感が増しているようだ。
厚生労働省の「平成23年(2011)人口動態統計」によると、2011年の離婚件数は23万5,000組(人口1,000に対して1.86人と推測される)。
離婚件数はここ数年減少を続けているが、約20年前の1年間の離婚件数が15万組余りだったのに比べると、まだまだ高い数値だ。
同年の婚姻件数は67万組(1,000人に対して5.3人と推測される)なので、単純に数字だけ見ると 100人が結婚するあいだに約35人が離婚していることになる。
これはすごい数。
バツあり男子やバツあり女子がそうとうな数いることになる。
最近では、結婚相手の条件に”バツなし”を入れる人は少なくなっているとも聞く。
それどころか、ノッツェ調べによると、女性の場合は半数近くが「バツあり(離婚経験者)のほうがいい」という結果になっている(詳しくは『「理想の結婚相手は”三高”より”三平” - だが、女性が男性に求める年収682万円」』を見ていただきたい)。
たしかにバツありの人は、結果的に離婚してしまったとはいえ、結婚とそれに至る恋愛経験のある人。