東京都昭島市で実用と機能と個性を兼ねた「衣裳箪笥」の企画展開催
「家具の伝統-継承-創造」をテーマに博物館活動を行っている「家具の博物館」は、同館の開設40周年記念として企画展「衣裳箪笥」(いしょうだんす)を開催する。
期間は10月13日から11月25日。
同展では、数多くある和箪笥の中でも「衣裳箪笥」に焦点を当て、同博物館が所蔵する衣裳箪笥の中から、代表的な作品40点が展示される。
江戸時代に近江今津で嫁入り道具として用いられた衣裳箪笥や、「梅にウグイス」の図が描かれている福岡県大川の衣裳箪笥など、人々の暮らしの中から生まれ、実用と機能と個性を兼ねた衣裳箪笥をみることができるという。
同博物館は、伝統ある歴史上の家具を収集・保存し、家具の伝統を後世に伝えるとともに、新時代の家具の創造・研究に資することを目的に設立された。
この企画展を機に「地域性や時代性により異なるさまざまな作品の展示を通じて、日本が誇る衣裳箪笥について理解を深めてほしい」と考えているとのこと。
なお休館日は、毎週水曜日。
その他期間中は10月21日のみ休館とのこと。
開館時間は、10:00から16:30(入館は16:00まで)。
●information 家具の博物館 所在地:東京都昭島市中神町1148【拡大画像を含む完全版はこちら】