「おいしい店」の見極め方、料理誌編集長が教えます
「おいしいものでも食べたい」と思った時、口コミサイトを見るのも手だが、プロならではの経験則を参考にするという方法もある。
ここでは、料理誌編集長にこっそり教わった「失敗しない店選び」を紹介していこう。
まず、注目したいのは店名。
「日本の飲食店は、欧米のようにオーナーの名前をそのまま店名にする慣例がない。
その中で名字をもじった店名の店は、私の経験でだが、いい店が多かった」。
オーナーの名前がストレートに名前になっていなくても、例えば「い志井」ならオーナーは石井さんと推測できるし、「山茂登」なら山本さんだろう。
「もじるにしろ、名字を店名にする覚悟というか、心意気が味の差にもなるのでは? 」とのことだった。
なるほど、これはわかりやすい判断基準だ。
ここからは業態別に見ていこう。
すし店といえば、北海道や北陸など魚貝のおいしい地域に行くと立ち寄りたくなるものだ。
そんなとき、必ず見てほしいのが看板。
「『鮓』の字を看板に使っている店は外さない傾向がある」とのこと。
理由としては、「やはり、すしは『寿司』か『鮨』の字を使う店が多い。
そんな中、『鮓』という字をあえて使うという点に、他の店との違いを追究する意気込みが表われているのではないだろうか」と分析している。
次は、天ぷら、とんかつ。
「白木の清潔感のある入口の店は、期待できる」とのこと。
なぜなら、これらの業種は油を使うため汚れやすく、よほど真剣に掃除をしていないと「キレイな入口」は保てないからだ。
店主の姿勢が入口に現れている、というわけだ。
さらに、入口に「ひと言でも『カキフライ始めました』といった貼り紙やメニュー表などが出ていたら、お客さんを迎えようとする気持ちがあっていい店だと感じる。
そのひと言が『急募! アルバイト募集』というのでは駄目だが……」。
これらはあくまでも絶対的なものではないが、一般の人たちとはさすが目の付け所が違うと唸るものばかり。
店選びの際に参考にしてみてはいかがだろうか。
次回は居酒屋や焼肉店の見極め方を紹介していこう。
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